Blog Category:Culture
2025/10/27
「横尾忠則 未完の自画像 – 私への旅」を見に銀座のグッチに。ギャラリーは店内のエレベーターで7階にありグッチに行くのに合っていない格好で恥ずかしくなりながら7階まで通してもらいなんとか辿り着きます。
以前に個展を見に行った時にポスターとコラージュの人と思っていたら描写のうまさとY字路シリーズに魅了されてすっかりファンになった横尾忠則。
数日前にたまたまピカソの話でキュビスムを教えてもらった時に出てきたのが横尾忠則のY字路シリーズ。あの絵もそんな風に思えるなんて話していたら、後日、彼について調べてみたら彼はピカソに影響を受けたとか。なんだかリンクしていきます。どちらも描写が驚くほど上手いしね。
今回もY字路シリーズにコラージュも見れた。そしてメインの未完の足場。1970年の大阪万博で「せんい館」の建築デザインを担当した時に足場を真っ赤に塗って未完のまま完成させた物。未完は彼の創作テーマの1つなのだとか。服屋だからかエピソードを読んでいてどこか、リメイクに通じるなと思ったのです。違う目的で作られた服を使うからどこか歪でパッチワークも生地が違うから既製品のように同じ物が作れない。その完璧にならない違和感が個性になってファッションになる。彼の作品を見ているとどこか似ている気がします。
2025/10/24
1995年公開のKIDSがリバイバル上映中。
写真家ラリー・クラーク初の長編映画で脚本がハーモニー・コリンで製作総指揮にガス・バン・サント、音楽はダイナソーjrのルー・バーロウで挿入歌にはダニエル・ジョンストン。インディペンデントでオルタナティヴです。公開当時からアメリカでも物議を醸したやんちゃな青春ストーリーはクロエが世代のアイコン的存在になってKids達はZOO YORKにSupremeにリンクしていく。ムーブメントはファッションの歴史のひとつ。服好きは見ておかないとな映画のひとつ。
2025/10/6
ニール・ヤングのカバーでベストアーティスト。昔にこのアーティストの歌声の凄さを聞かされた記憶がありますが聴くとやっぱり凄いです。
2025/10/4
このタイミングでラリークラークのKIDSが10月から全国公開です。
95年に公開されたKIDSが今、このタイミングで全国公開。映画って今のトレンドであったり社会の気分が反映されていると思っていて、この映画のリアルで生々しい、そんなところが今の気分になっているのかなと思ってしまいます。どこかファッションも清潔感があって洗練された優等生のようなものからリアルで生々しいものに移っているように感じる今だからKIDSなのかもしれないな。映画館で久しぶりにKIDS観てみようかな。