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Collection brand and street
2016/10/21
久しぶりにメゾン マルジェラを見ました。
今季のコレクションは、とあるレポートで使われていた言葉で
「コラージュ」という表現が自分の中でしっくりきました。
元々、古着の活用(生地に古着を使用する)や新しい服の古着風加工など、
独特で当時、マルジェラのスタイルはシャビー・ルックや、
90年代に流行するグランジファッションの先駆け的なスタイルとされていました。
最近は繊細でキレイなイメージにジャーマントレーナーの
ペイントの様にエッセンスとして出てくる程度の印象でした。
今回、見た印象は今風に言うとリメイクなのかもしれませんが、
自分には違うもっとアートな印象を受けました。
また、ドーバーストリートマーケットロンドンが
ヨーロッパのストリートブランドのPOP UP等を行ったり。
その1人が、
「キッズの頃、ギャルソンを着てスケートするのがカッコよくて
ボロボロになるまで着ていた」と話している。
スケーター達のデザインにもいくらかコレクションのアートというか
クリエイティブな物が影響しているだろう。
前よりも親和性が高まっている様に思います。
クリーンなイメージが続いたファッションに変化が確実に起こる
そんな気がしてなりません。
そう思うと、NOMA t.d.やburselfもリメイクというより、
違う物を独自の感覚で組み合わせて形にしているコラージュだと。
きっと、ストリートは生々しくもアートとより近き、
また、その逆もあり得るのだと1人勝手に納得しています。