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5 Flights Up

2016/3/14


やっと見に行けた。
「5 Flights Up」
最高に良かったです。
アカデミー賞のような大作も好きですが、こんなミニシアター系は
自分の映画の原点のような気がします。
ダイアンキートンは立ち振る舞いがカッコ良すぎる。
年をとる事でさらにカッコ良くなっている気がする。
やっぱり、人はどう生きていくかで年取った時に現れるような気がする。
「私たちまだまだこれからよ!」
ダイアン・キートンに言われたら敵わない。。
この映画でモーガン・フリーマンの台詞
「私たちは周りの掻き立てに乗せられて、大切な事を見失っていた。」
多分、こんな感じやったと思います。
胸にささりました。
それで、2つの事を思った。
やぱっり、家は大切やなと、
二人にとって住みづらいかもしれない、
いつか階段を上るのは無理になるだろう。
そして、階段が上れなくなった時には今程高額で売れないかもしれない。
それでも、今この環境が好きなら、幸せな部屋なら居るべきだと。
好きな事をするには将来の不安は付き物でそれをリスクヘッジばかりしていると、
本当の幸せはいつ味わうのだろう。
老後になっても、将来を不安視するのでは無く今幸せな事を選ぶ勇気。
もう一つが、ファッション業界でも本当に自分の好きな物を周りやメディアの評価に
乗せられて見失っている人が多いように思う。
まるで、映画であったテロリストに祭り上げられた少年を本物だと言っているのと同じように思う。
その物の本質を知り、自分の知識として蓄えてもらいたいと思う。
って、かなり偉そうな事を言ってしまった。。
聞き流しておいて下さい。(笑)
でも、やっぱり心の豊かさは部屋にあるのだと思う。
みんな、そこに興味が行くのでは。
(ちょっとしつこくなってきた。。)
とにかく、モーガン・フリーマンとダイアン・キートンの夫婦。
会話のやりとりが最高にクールでカッコいいコンビは見た事が無い。憧れです。
最後のヴァン・モリソンの歌もグッときた。
「近頃、君に言ったっけ、愛してるって。」


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