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History repeats itself.
2016/3/8
何故、男はインダストリアルな家具に惹かれるのだろう。
雑居ビルの打ちっ放しのコンクリートの壁、配管むき出しの天井、
学校の理科室のような冷たくてテカった黒の床。
そこにソファーとインダストリアルなテーブルでツールか古い椅子で朝飯を食べる。
何かみんな一度は憧れる部屋だと思う。
うちのインダストリアルのファニチャーを見て、お客様とこんな話をしていて、
数日後に後輩に聞いても同じように憧れると言う。
世代の違う3人共に描く憧れ。
でも、実際に住むとなると寒いし、汚いしなかなか実現出来ない。
でも、憧れる。
お客様と話していて分かったのが、それってドラマの影響だったんです。
萩原 健一さんの「傷だらけの天使」、松田 優作さんの「探偵物語」、
永瀬 正敏さんの「私立探偵 濱マイク」、オダギリジョーさんの「リバースエッジ 大川端探偵社」。
みんな、そんな感じの事務所なんです。
過去は先輩達よって美化されるけれど、見返すとどれもよく似ている。
部屋の雰囲気。
音楽や映像の雰囲気。
着ている服の雰囲気。
とにかく、このドラマ達、全部カッコいい。
男がカッコいいと思うものは繰り返されている。
歴史は繰り返される。
だから、世代を問わずインダストリアルなファニチャーに憧れるのだと。
だから、男はこんなのにいつまでも憧れて、いつまでも夢見る少年と言われてしまうのかも。。。
自分は完全にその部類です。(笑)
自分は更に長瀬智也の「IWGP」に影響されているからタチが悪い。。
(ドラマはめちゃくちゃカッコいいんですよ!誤解のないように。)
世代を問わずカッコいいものは繰り返されているのではと思えてなりません。