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横尾忠則を見にGUCCI銀座へ
2025/10/27

「横尾忠則 未完の自画像 – 私への旅」を見に銀座のグッチに。ギャラリーは店内のエレベーターで7階にありグッチに行くのに合っていない格好で恥ずかしくなりながら7階まで通してもらいなんとか辿り着きます。 以前に個展を見に行った時にポスターとコラージュの人と思っていたら描写のうまさとY字路シリーズに魅了されてすっかりファンになった横尾忠則。
数日前にたまたまピカソの話でキュビスムを教えてもらった時に出てきたのが横尾忠則のY字路シリーズ。あの絵もそんな風に思えるなんて話していたら、後日、彼について調べてみたら彼はピカソに影響を受けたとか。なんだかリンクしていきます。どちらも描写が驚くほど上手いしね。
今回もY字路シリーズにコラージュも見れた。そしてメインの未完の足場。1970年の大阪万博で「せんい館」の建築デザインを担当した時に足場を真っ赤に塗って未完のまま完成させた物。未完は彼の創作テーマの1つなのだとか。服屋だからかエピソードを読んでいてどこか、リメイクに通じるなと思ったのです。違う目的で作られた服を使うからどこか歪でパッチワークも生地が違うから既製品のように同じ物が作れない。その完璧にならない違和感が個性になってファッションになる。彼の作品を見ているとどこか似ている気がします。



